当院のインプラント治療では、医療機器「X-Guide」による3Dダイナミックナビゲーション手術を行うことができます。
従来の治療では検査・CT撮影、インプラント手術のシミュレーションを行った後、手術用のサージカルテンプレートを製作し、それを用いて手術を行ってきました。
この方法では、サージカルテンプレートの製作・調整に伴い様々な工程が発生します。各々の工程で少しづつ誤差が積み重なると、最終的に大きな誤差が生じてしまう可能性があります。また、治療までの準備期間が長くなります。
「X-Guide」による3Dダイナミックナビゲーション手術では、CT検査から手術までのすべての工程がデジタル化されているため、誤差が極めて少なくなります。
リアルタイムで3D-CT画像を見ながら手術を行うことが可能となり、従来の手法では決して見ることができなかった、骨の中(神経や血管の走行など)をリアルタイムで確認しながら手術が行えるため、より正確かつ安全にインプラントを埋入することが可能となります。
日本では当院にしか導入されていない極めて精度の高い技術です。(2020年6月現在)
CT撮影を行います
ソフトウェア上でインプラント手術のシミュレーションを行います
インプラント手術用のサージカルテンプレートを製作します
完成したサージカルテンプレート
サージカルテンプレートを使用してインプラント手術を行います
CT撮影を行います
ソフトウェア上でインプラント手術のシミュレーションを行います
シミュレーションデータをX-Guideに送信します
サージカルテンプレートを製作することなく、シミュレーションデータをX-Guideに送信直後に、3D-CT画像を見ながらリアルタイムでインプラント手術を行います